コンサルティング事業の収支シミュレーション
コンサルティング業は稼働率と単価の掛け合わせで売上が決まるため、稼働をどれだけ確保できるかが収益の安定性を左右します。BizSimではコンサルタントの人数や月額契約・時間単価・プロジェクト単価の比率、稼働率を入力するだけで、損益分岐稼働率や1人あたり売上を自動で算出します。
コンサル業は人件費に加えて外注費や営業費が主なコストになりやすく、稼働率が低い時期には固定費の回収が難しくなる傾向があります。単発案件への依存度が高いと収益が月ごとに変動しやすい点にも注意が必要です。
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パラメーター
シミュレーション結果
一般的な業界目安との比較です。実際の融資審査基準とは異なる場合があります。
| 費目 | 月額 | 年換算 | 売上比 |
|---|---|---|---|
| 人件費 | ¥120.0万 | ¥1.4千万 | 49.0% |
| 外注費 | ¥10.0万 | ¥120.0万 | 4.1% |
| オフィス家賃 | ¥10.0万 | ¥120.0万 | 4.1% |
| 交通・出張費 | ¥5.0万 | ¥60.0万 | 2.0% |
| ツール・資料費 | ¥2.0万 | ¥24.0万 | 0.8% |
| 営業費 | ¥5.0万 | ¥60.0万 | 2.0% |
| 研修・教育費 | ¥1.0万 | ¥12.0万 | 0.4% |
| 合計 | ¥153.0万 | ¥1.8千万 | 62.5% |
| 月 | 売上 | 経費 | 利益 | 利益率 | 現金残高 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 195.8万 | 122.4万 | 73.4万 | 37.5% | 288.0万 |
| 2月 | 230.5万 | 144.0万 | 86.4万 | 37.5% | 375.9万 |
| 3月 | 244.8万 | 153.0万 | 91.8万 | 37.5% | 463.9万 |
| 4月 | 230.5万 | 144.0万 | 86.4万 | 37.5% | 551.9万 |
| 5月 | 195.8万 | 122.4万 | 73.4万 | 37.5% | 639.8万 |
| 6月 | 161.2万 | 100.8万 | 60.5万 | 37.5% | 727.8万 |
| 7月 | 146.9万 | 91.8万 | 55.1万 | 37.5% | 815.8万 |
| 8月 | 161.2万 | 100.8万 | 60.5万 | 37.5% | 903.8万 |
| 9月 | 195.8万 | 122.4万 | 73.4万 | 37.5% | 991.7万 |
| 10月 | 230.5万 | 144.0万 | 86.4万 | 37.5% | 1.1千万 |
| 11月 | 244.8万 | 153.0万 | 91.8万 | 37.5% | 1.2千万 |
| 12月 | 230.5万 | 144.0万 | 86.4万 | 37.5% | 1.3千万 |
| 1人あたり売上 | ¥81.6万 |
| 利益率 | 37.50% |
| 損益分岐稼働率 | 63.75% |
| 現在稼働率 | 70.00% |
| 利益率[目安] | 37.50% (目安≥20.00%) |
| 稼働率[目安] | 70.00% (目安≥70.00%) |
| リピート率[目安] | 40.00% (目安≥40.00%) |
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開業に必要な資格・届出の目安
- 一般的な経営コンサルティング業の開業に必須の国家資格はありません
- 中小企業診断士・社会保険労務士・税理士など、特定の業務(独占業務)を行う場合はそれぞれの国家資格が必要です
- M&A仲介や労働者派遣を伴う場合は、それぞれ関連法令に基づく届出・許可が必要になることがあります
- 資格がなくても「コンサルタント」を名乗ること自体は可能ですが、業務範囲によっては専門資格者との連携が必要です
- 記載内容は一般的な目安です。最新の要件は各業法の所管省庁・関係機関に必ずご確認ください。
コンサルの開業までの流れ
- 01専門領域とターゲット顧客を定める
得意分野と提供価値を明確にし、目標とする稼働率と単価水準を設定します。
- 02契約形態の比率を設計する
月額固定・時間単価・プロジェクト型の組み合わせを決め、収益の安定度を試算します。
- 03初期案件を獲得し実績を作る
紹介や既存人脈から初期案件を獲得し、稼働率が損益分岐水準を上回るか確認します。
- 04営業チャネルを整備する
セミナーや発信活動などの営業費を投下し、単発案件への依存を下げるリピート受注を増やします。
- 05外注・パートナー体制を構築する
自分の稼働に上限がある中で、外注費とのバランスを見ながら受注できる案件量を拡大します。
- 06稼働率と利益率を月次で見直す
損益分岐稼働率を下回っていないか確認し、単価改定や契約形態の見直しを行います。
よくある失敗パターン
案件が途切れる期間があると、フル稼働前提で組んだ収支計画が一気に崩れます。
プロジェクト型案件ばかりに依存すると、案件終了のたびに稼働率が急落しやすくなります。
新規開拓ばかりに注力し、既存クライアントからの継続受注を軽視すると営業コストがかさみます。
外注費や営業費が増えているのに単価を据え置くと、利益率が目安の20%を下回ることがあります。
よくある質問
コンサルタントが理論上フル稼働した場合の売上(最大売上)に対して、総コストをまかなうために必要な稼働率がどの程度かを示す指標です。現在設定している稼働率がこの水準を上回っていれば黒字が見込める構造になります。
月額固定報酬・時間単価型・プロジェクト型の3つの収益モデルの比率をそれぞれ設定でき、稼働率をもとに合算した月次売上を算出します。契約形態のバランスを変えながら収益構造を比較検討できます。
はい。ベンチマーク比較の項目としてリピート率を含んでおり、一般的な目安である40%と比較できます。既存クライアントからの継続受注がどれだけ見込めるかを確認する材料になります。
利益率が一般的な目安とされる20%を下回ると注意メッセージが表示されます。人件費や外注費、営業費など固定費の内訳を見ながら、稼働率や単価の調整余地を検討する材料として活用できます。